ITと社会を取り巻く環境

昔はパソコンなどといえば大きな会社に数台程度、事務処理をミスなくこなす、人間の脳のサポート的な役割を果たすだけでした。

時代は変化し、携帯電話が普及し始めると、それに伴ってインターネットの世界も急激に発展していきます。
いつでもどこにいてもインターネットを通じて自由に情報を手に入れることができ、企業などでは一人一人に与えられたり、学校などでもパソコンの授業が取り上げられ、パソコン操作やインターネットへのつなげ方、また、インターネットを使う際の注意点などの勉強が行われるようになりました。

時代はさらに進化し、携帯電話からスマートフォンへと変わってくると、外出先でのパソコンのメールチェックや、パソコンでの簡単な操作などがスマートフォンからでもできるようになりました。
このようにしてITは時代の変化やニーズの変化に柔軟に対応してきています。

昔はITが普及すると人と人とのコミュニケーションが低下すると恐れられてきました。
確かにそういった一面も持っています。
しかし、日常を便利にし、高齢者や妊婦などの生活弱者と呼ばれる人たちの生活をも変えていったのです。
足腰が悪く、遠くまで買い物にいけない人たちのためのネットスーパーや、ネットを通じた通販。
仕事などで平日に銀行へ行けない人たちでも活用できるネット銀行。
近年では核家庭化が進み、一人で暮らすお年寄りも増えてきました。
こういった一人暮らしのお年寄りをITを活用して見守るサービスなども出てきました。

先ごろ、テレビでは認知症の高齢者が10000人以上行方不明になっているというニュースが流れました。
これを受け、認知症の高齢者が日常的に使用するものにGPS端末をセットしておけば、いつでもどこでも家族の携帯やスマートフォンなどから探すことができるシステムが作られたといいます。

ITによって人と人との直接的なコミュニケーションは減ったかもしれませんが、ITを解した新しいコミュニケーションの形が構築されてきているのです。
時代とともに、ITとそれを取り巻く社会の環境も変わっていくのかもしれません。

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